保険歯科治療のリスク
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筋肉反射テスト

あなたのお口の中に、黒ずんでいる金属はありませんか?

診療日に患者さんのお口の中を見ていると、世界では金属をお口の中に使わない傾向にあるのに日本人には、銀歯をはじめとする金属が口の中にたくさん入っていて、疑問に思うことがあります。

あまりにも多くの種類の金属が入っている方、数か月で黒ずんでしまう金属が入っている方、水銀の入ったアマルガムが入っている方が、日本人には当たり前のようにいらっしゃいます。

患者さんの中には、入れた当初と比べて、金属がさびて真っ黒に変わってしまっていることに気づいてみえる方もあると思います。食事のたびに金属のサビを食べて、体の中に溜めていることになります。やはり気持ちのいいものではないと思います。

複数の金属によって、お口の中にガルバニー電流が流れます

色々な種類の金属やたくさんの金属がお口の中にあると、金属と金属の間に電気が発生し、唾液と反応することにより、少しずつ金属が溶けだしてきます。このことを「ガルバニー電流がながれる」といいます。

この「ガルバニー電流が流れる」とは、個人差はありますが、銀歯や金歯のある人がアルミホイルを噛んだり、スプーンなどが触れたりした時に流れ、歯の神経に電流刺激が伝わりビリッとした痛みが生じます。刺激がこなくても常に流れていることもあります。

電気が流れることや、歯磨き剤で磨くことで、金属イオンが唾液に溶け出し金属アレルギーの原因になるといわれています。

金属がたまりやすい体の部位

このような状態の金属を毎日の食事とともに何年も摂取していると、金属が体の中にためられていきます。

金属がたまりやすい体の部位と、身体に出てくることがある症状

上記のような症状は、歯科金属のみで起こるとは限りませんが、体に不調を起こす原因の一つとなっています。蓄積されたものが何十年後に上記のような症状として出てくる方もおみえになります。

むし歯になったり詰め物が取れたら、どんな選択をしますか?

銀歯の縁から虫歯になったり、詰め物が取れた方は「今まで何十年ももったし、何不自由なく咬めて、アレルギーもなく生活できているので、今と同じものを詰めてくれればいい」といわれる方が多いです。

金属がさびると、詰め物やかぶせ物の金属量が減ります。すると、歯と詰めものの境目に隙間ができて、そこから再度虫歯になりやすくなります。虫歯の再発の原因の一つは、天然の歯と比べて硬すぎる保険金属です。悪くなったものと同じ金属を選ぶのは得策ではありません。

自分の体に合った材料の選び方

体中にばらまかれた金属イオン(金属のかたまりが細かい状態になって形を変えて溶けだしている姿のこと)は、電磁波を吸い込んだり、体を傷つけたり、細菌やウイルスのたまり場になり、常に体に悪い刺激を与え続けるため、色々な病気の原因になっていくのです。もちろん、このようにならない方もみえます。そのために「筋肉反射テスト」という検査で自分の体に合った材料を選ぶことをオススメします。

筋肉反射テストとは

筋肉反射テストとは、その材料が、患者さんの体に合っているかどうかを、指先の筋肉の反射を見て調べる方法です。まず、患者さんに、親指と人差し指でOの字を作っていただきます。そして、検査する人がOになている指を引っ張っても指が開かなければ、あなたの体に合った材料で、開いてしまったら、あなたの体が拒否反応を示していることになります。

筋肉反射テストは、歯科材料に限らず、食品について検査してみてもいいかと思います。人間の脳や体は、自分の体に合わないものを知っているので、合っていればOの指が、がっちり固くなりいくら引っ張っても開きません。

筋肉反射テスト

上の写真では、グローブをしている人が検査する人で、手のひらに銀歯と白い歯を持っている人が検査される人(患者さん)です。左の写真は、体が拒否反応を示しているのでOの指が開いていますが、右の写真は体に合った材料なので、指が開いていません。

歯科で使われている保険金属は合金で、その方の体が受け入れてくれなければ、体に害を及ぼす金属なんです。人それぞれ、親兄弟でも体に害を及ぼすかどうかの許容範囲が全く違うので「筋肉反射テスト」で自分の体に本当に合った材料かを調べてみる価値はあると思います。

筋肉反射テストに費用はかかりません。ご興味のある方、試してみたい方はスタッフや歯科医師におたずねください。